食物として摂取された栄養分は、すべて一度肝臓内に取り込まれます。そしてその一部は肝臓で合成・分解といった処理を受けたのち、体内の各臓器や組織に運ばれていきます。ですから肝臓は、食事の影響をもっとも強く受ける部分でもあるわけです。とくにお酒の飲みすぎと脂肪分の摂りすぎは、肝臓の大敵です。肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるほど我慢強く、多少のトラブルではじっと耐えて黙々と働き続けるため、それをイイことに不摂生なライフスタイルを平気で続けている人が多くみられます。中には、肝臓が弱っていることを自慢気に話しながら、お酒を飲んでいる人もいますが、そうした人は、近いうちに大きなツケが回ってくることを覚悟したほうがよいでしょう。アルコールの取りすぎは、肝臓に多量の脂肪が付着する[脂肪肝]を引き起こします。初期の段階でアルコールの摂取をやめれば、付着した脂肪は次第に解消されていきますが、そのまま放っておくとアルコール性肝炎を引き起こし、やがて肝硬変、肝臓ガンヘと進行していく可能性があります。健康で長生きしたいと思うのでしたら、まずは肝臓を長持ちさせるために、生活スタイルを正すことが大切です。魚食には、脂肪肝を解消する効果が期待できます。DHA・EPAが、肝機能を活発化し、肝細胞に付着している中性脂肪を取りのぞいて正常な状態にもどしてくれます。また、劇症肝炎といって、急激に肝臓機能が低下し、数日あるいは数時間のうちに肝不全を起こして死亡する病気があるのですが、DHAの摂取によって、劇症肝炎のネズミが生き延びたという実験報告もでています。さらに魚介類には、DHA・EPA以外にも、肝機能を高めるダウソンやビタミンRも多く含まれていますから、弱っている肝臓の機能を強化するには最適の食品といえるでしょう。
[関連サイト]
サントリーウエルネスオンライン通販のDHA
http://www.suntory-kenko.com/supplement/main/43322/
→ DHA & EPA+セサミンE